最近、小学生バスケの指導をする機会があり、あっと驚くことがありました。
先日までこんなプレイが出来てなかったに、いつ出来る様になったの・・・!!
小学生の時期って、ホントに吸収力が凄いんですよね・・・
これをやってみて、あれもやってみて・・・と次々と課題を設定すると、子供・選手は次々とチャレンジをしてクリアしていく。
でも、でも、そんな選手・子供ばかりではないのも大きな問題が起こってます。
それは、子供が直ぐに口に出して言う、
「そんなの無理〜〜・・・!!」
それが口癖の様になっている子が、ホントに増えてきているにも確かである・・・
子供が口に出して言う「無理」・・・
それは、子供が幼少期より家庭や幼稚園・保育園において、ありとあらゆるコトにおいて、「やる前から自分で自分の線引きをしている」からである。
それって、物事にチャレンジ・挑戦しようという意欲・思考回路が無く、【やって失敗したら自分が恥ずかしい・・・】という羞恥心が挑戦心よりも大きく頭の中に残っているからである。
なぜ、そうなってしまったのか・・・
それは、以前に挑戦した結果、親に色々と言われたり、周りからあれこれ言われたりしたことが、「トラウマ」の様に脳裏に残っており、そこからやって人にどうこう言われる・思われるなら、やらない方が得策だ・・・という思考回路となってしまっているからです・・・
それは、幼少期の頃に、その思考回路が定着・クセづくと、早くも小学校高学年、中学生になっても全く変わらずに、
【自分で自分を線引きするクセ・・・】
が付いてしまっている・・・
そして、最近多いのが、親が子供へ【線引きさせるクセ付け・・・】をすることですね・・・
「どうせうちの子なんて・・・」
「そこまでやらなくてもいいんじゃないの・・・」
と。
これって、最近、PBA−U15チーム体験会を開催してますが、それにすらチャレンジせずにいる子供から、「親がダメだって・・・」ということを耳にしたことより悲痛に感じましたね・・・
本来、子供の将来の夢をチャレンジさせること、そしてそれをだまってあたたかく見守ること・・・が親の役目だったのに、いつしか子供の夢を親が潰す・・・、子供のレールを親が勝手に決めつける・・・という悲しい現実も目の当たりにしています・・・
そういう親ほど、「子供の意見を尊重して・・・」って、平気で口にするんですよね、実は・・・
父兄の皆さま、
どうぞ、お子様の挑戦す気持ち、思考を今、しっかりと大切に育んであげて下さいね・・・
そして、幼少期の頃に、【線引きをする子・・・】に育てないで下さいね。
思考はそのまま年齢を重ねても、カラダが成長しても、そのまま・・・で終わってしまいます・・・
さらに、【線引きしてしまう親・・・】には、絶対にならないで下さいね・・・
PBAは、お子様の挑戦する気持ち、考え、思考を大切にしております。
そして、今も昔も、挑戦する環境ステージのバスケットボールを、引き続き、大切な時期のお子様へ提供して参ります。