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2024年02月19日 [バスケットボール]

子どもたちに聞いた!! バスケで親に言われて「嬉しい言葉・・・」「イラっとする言葉・・・」とは!?

みなさんは自分の子どもがバスケのことで親に言われてうれしい言葉って、どんな言葉だと思いますか・・・? 

逆に言われてイラっとする言葉は・・・? 

先日、小学生から聞いてみる機会がありました。

その中から、子どもたちに聞いた
「親に言われて嬉しい言葉・・・」
「イラっとする言葉・・・」
をご紹介しますね。
普段からお子さんがどう思っているのか、結構気になる保護者の方も多いですよね、実は・・・。

これからもお子さんのバスケを応援する上で是非とも参考して下さいね。

子どもたちが言われて嬉しい言葉

保護者の皆さんも大体想像がついているかもしれませんが、バスケを頑張っている子どもたちが親に言われて嬉しい言葉を聞いてみると、ほとんどの子がプレーを誉められたときと回答しました。

「いいプレーだったね」
「あのプレー良かったよね」
「頑張ってたよね」

と言ってくれるのが嬉しい、と笑顔で答えてくれました。

自分の頑張ったところや良かったプレーを誉めてもらえるのは子どもにとって嬉しいもの。
何より「見ててくれた」ということで喜びを感じるのです。
「言われて嬉しい言葉」はお子さんのやる気を引き出すことにもつながります。時に親御さんも子供のプレイに熱くなってしまうこともあるかもしれませんが、どのプレイでもわが子の良い所を見つけてあげるようにしてほしいものですね!!

親に言われてイラっとする言葉 
では逆に親に言われてイラっとした言葉や行動を聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。


「あの時こうしたらよかったんじゃない?」
「どうしてシュートが打てなかったの?」
「もっとドリブルで抜けばいいじゃない・・・」

という、プレーについて言われるのが嫌だという声がたくさん聞かれました。

やっぱり子どもたちにとって一番嫌なのは親からのダメだしのようです・・・

自分でいいプレーができなかった、判断が良くなかったことは十分わかっているのに、親からも
「あれが良くなかった」
「どうしてできなかったの」
など否定されたらイライラが募るものですよね・・・

保護者の方も「わかってはいるんだけど、つい言っちゃうんだよね〜」という方も少なくないですよね。何気なく言ってしまうこともあるかもしれませんが、その一言がお子さんを不機嫌にさせてしまうこともあるので注意です。

親にダメだしされた時の反応
続いて親にダメ出しをされたときに何と返すかを聞いてみると、今回話を聞かせてもらった子どもたちからはこんな回答がありました。
「そうだね、と返す」(ダメ出しの内容が合っているから)
「うるせ〜、うるせ〜、うるせ〜♪ とふざけて交わす」
「うるさい! プレーしてるのは自分だから!! と言う」
「うるさい! と思うけど口では言わない。心の中で言う」

そうだね、と返す子たちの意見としては「親の指摘した内容が正しくて、自分もそう思うから」というものでした。自分で良くなかったと反省しているポイントを指摘され、それを素直に受け止めているということのようです。
「うるさい」と思っていると答えた子が圧倒的に多かったのですが、実際に口に出す子と口に出さない子がいるようです。

「プレーの指摘しちゃいます。うちの子は『うるさい! プレーしてるのは自分だから!! お父さんお母さんはバスケはしてないでしょ』と返してきます。その通りなんですよね」とおっしゃる方もいました。

うるさい! プレーしてるのは自分だから!! と自分の感情を親にぶつけられるのは、いいことです。親御さんもそれ以上プレーの指摘を重ねず、「そうだね」とわが子の主張を受け止めてあげましょう。
 
「うるさい」と心の中で言う理由
一方で「うるさい」と思っているものの「口では言わない」派もちらほら。その理由を聞いてみると、意外にも子どもたちの方が大人を分かっている答えが返ってきました。
いわく、「心の中で言う理由は、返事を返すと親が逆切れしてさらにギャンギャンわめきたてるから」とのこと。
ダメ出しをされた際にイラっとして口答えをすると、親がカッとなってさらに畳みかけてくるので「うるさいな〜」と思いつつ口には出さず、心の中で文句を言うのだと教えてくれました。
今回お話を聞かせてくれた子どもたちの話しでは、親に委縮して「言えない」のではなく、親がヒートアップするのが面倒で「言わない」ようにしているのだとか・・・

子どもは案外大人のことをよく見て理解しているのだと感じさせられた回答でした。

プレイ面で親に褒めてもらうと嬉しい反面、プレイ面を指摘されると子供は一番嫌なんですよね・・・

それは、プレイ面での指摘は、コーチの役割であり、その役割を超えた越権、過度な指導指摘は、子供にとって「親は親」で有って欲しいという心の現れなんですよね・・・

それをプレイ面まであ〜だこ〜だといわれると、子供自身も葛藤し、嫌になります。

この線引きが出来ない親が、最近は特に多いです。

それは、親と子の関係性が昔みたいに上下関係ではなく、ヨコの関係でフラット化しているのはいいことだけれども、子供の「領域に土足でヅカヅカと・・・」をしてしまう親も実は本当に多くなっているからです・・・

親子の距離感の取り方、しっかりと考えて子供のスポーツ環境そして良きサポーターとしての立ち位置を理解して下さいね・・・
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