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2016年05月11日 [バスケットボール]

上手になったね・・・

上手になったね・・・

最近、PBAの練習後に父兄の方々より耳にする言葉が、この

【上手になったね・・・】

です。

その言葉は、親が我が子に対して、決してお世辞でもなく、気遣いでもなく、心からそう思って出た(思わず)言葉でした。

先ずは、選手本人の「やる気」です。
この「やる気」とは、表面に出す選手もいれば、内にこもった(秘めた)選手もおります。
我々、指導者はその選手の目を見れば、一目でわかります・わかってしまいます!!

そして、態度です。
練習前〜練習中〜練習後の全ての動作がテキパキと機敏で自発的に行動してます。
これは決して親から言われたので・・・ではなく、本当に自発的に!!

更に真剣に取り組む姿勢の子供と一緒にいると、周りの子供達も同調してドンドン上手になっていく・・・という結果に・・・

これって、

【ミラーリング効果】

ていうんですよね・・・

子供だから未だ無意識でしてますが、大人はというと・・・

大人は学力・経歴・キャリア等にて、社会に出て行くと次第に同様のタイプ・経歴の方々と構成を取って参ります。
だから、知的レベル・学力レベル・言語レベル、更には生活水準レベルまで同じタイプでないと楽しさ・快適さ・ノーストレスといった具合を感じていきますね、残念ながら生理的にもそのようになるそうで・・・

だから、子供のスポーツにおいても同様なんですよね・・・

ぬるま湯のような部活・クラブ・ミニバスチームに所属していると、その様な同じタイプ・志・思考の選手・父兄が集まり、

「それでいいんだ」

「これでいいんだ」

といった自己暗示自己説得をかけて、そのコミュニテイにしがみつきます。
まあ、当事者はわかりませんよね、それ居心地が良いのですから、まさに「同じ穴のむじな」の世界ですので・・・

これって、「あるある」の話で、ミニバスチームによくありますよね〜〜。

指導・指導者・バスケ教育・躾・マナーなんてお構いなし(関係ない)・・・
近いから入った・入ってしまったという悲しい結末・・・

まさに
安・近・無

安・・・(会費がタダ同然)
近・・・(通う学校にあるからという理由)
無・・・(他を知らないから、これが「我がミニバスチーム」基本だと勘違いしている)

世の中、知ると知らない−−−知っていると知っていない−−−では、その後に大きく違いが生じます。

子供は周囲の環境に左右されやすいです。

先日もとある父兄より、ここの(とある)チームには友達が多いからそこにするの・・・
これって、この先も友達で全て(進学・部活動等)決定するの?!と正直・・・

友達は友達、遊び以外の選択は自身のキャリア形成でとても大切な要素です。
なぜなら、子供はその環境で大きく上達・向上・思考性・協調性等が左右される・影響させる・形成されるといっても過言ではございませんので・・・

だから、場「コミュニテイ形成」と和「共に一定の目標・目的に向かって過ごす場での同士」は、小学生のうちは親がしっかりと見極めないと、「三つ子の魂百まで・・・」という、あっぱれもあれば悲しい結末のどちらにも転がります・・・

上手になったね・・・

これって、その選手(自身の子供)独りの力でもありますが、同じ空間「スペース」に一緒にいる選手(子供)の影響も大きく左右されるのですね・・・

PBAはプラスになる「場・和・空間」をつくるべく、今後も努力し邁進する所存です!!
一人でも多くの父兄・子供より「上手になったね」というポジテイヴな言葉が聞けるように・・・

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