あなたのお子様は大丈夫?ずっと・何年やっても「バスケの基礎・基本」が身に付かない理由!!
あなたのお子様は大丈夫?ずっと・何年やっても「バスケの基礎・基本」が身に付かない理由!!
スポーツ・バスケットボールは「基本・基礎」は大切です。
中にはすっ飛ばしても成功する天才もいますが、多くの人にとって基礎基本を学ぶことが一人前になるための近道です。
しかし、ずっとやっても、何年たっても何回も同じ技や動きで判断ミスや失敗を重ねてしまう選手・お子様っていますよね・・・。
一方であっという間に基礎基本を習得し、みるみる頭角を現す選手・子供が居るのも事実ですね!!
彼らには元から才能の違いがあったのでしょうか?
いいえ、問題は「基礎基本を学ぶ姿勢」にあるのです。
@自分はオリジナリティがあると過信する
若い時には全能感があるもの。
根拠もなくバスケができる、独創的で自分は上手な技術をもっている!と心から信じている人も少なくありません。
子供も頃から狭い範囲での根拠の無い自信の全てが悪いことじゃありません。物事を始めるモチベーションにもなることでしょう。ただ、全能感を持っている人が「当たり前の技術なんて必要ない!」「自分はみんなに注目を浴びる技術を身につけるのだ!」という考えに進んでいくと危険信号。
自分の力を信じることは素晴らしいです。
でも自分の力を客観的に判断する冷静さも必要です。
何も知らないゆえの全能感、という現実をいつかは受け止めましょう。
A頭で考え過ぎる
自分の頭で考えろ!!人の意見に流されるな!!という意見が多く聞こえてきます。
たしかに現代は情報に溢れ、自分の頭で考える力が求められていると思います。
しかし土台がないまま考えるのは、あまりに幼稚です。
行動の前に理由を考える弊害については問題視されております。
始めてバスケをする選手・子供が考える程度の理由より、しっかりとバスケを熟知した指導者の理由のほうが説得力ありますよね?
基礎基本とは「型」のようなもの。
素人経験や憶測で語れるほど浅いものじゃありません。なぜこんな事するの?と立ち止まる前に、とにかくやってみる。自分の考えをこねくり回している時間があれば、少しでも回数を重ねたほうが良いです。
Bつべこべ言わずにやる!!ができない
基礎基本は、ときに退屈だったり地道な繰り返しが必要。2〜3日で身に付くようなものを基礎基本とは呼びません。
ここで「こんな事をやる必要があるの!?」と途中で投げ出してしまう人は、何年たっても基礎基本が身に付きません。上記の「頭で考えすぎる」にも通じます。
基礎基本を習得するとは、無意識でも同じ判断・行動・動作が出来る状態を指します。
あれこれと理由をつけて反復を怠っているようでは、何年たっても習得できるわけがありません。無意識に落とし込むのは、そんなに甘いモノじゃない。精神論ですが、つべこべ言わず、四の五の言わずにやれ!!も時には大切です。
C何も考えず、作業として繰り返しているだけ
「考える前にやれ!」と上で書きました。でもやっている間はちゃんと頭を働かせてください。何も考えずに作業として基礎基本を繰り返しても何も身に付きません。
この動きで大切な要素は何か?
この作業でポイントになるのは何か?
なぜ非効率に見えるこの方法を取り入れているのか?
表向きの動きや技術を学ぶだけが基礎基本ではありません。
ここに内包される「考え方」や「判断基準」も非常に大切なのです。
素振りを繰り返すのはなぜでしょうか?筋力トレーニングのためだけじゃないですよね。プロのバスケットボール選手もオフシーズンはフットワークやボールハンドリング等を欠かさずやりますが、単なる準備運動ならあれほど長い時間を掛ける必要はどこにあるのでしょうか?
「なぜ?」を持ち続けることで、これら基礎基本の本質が浮かび上がってきます。
Dすぐに結果を求める
人は怠けたい生き物。いかに楽をして成果を上げるかというのは、誰しも考えることです。では、基礎基本をすっ飛ばし目立つ結果を求めて行動したらどうなるでしょうか?
いきなり結果を出す場合もありますが、殆どの場合継続的に結果は出せません。今回は良かったけど、次はどうかわからない。これでは身についたスキルにはなりませんよね。
実はこの考え方自体が的外れ。つまり、いきなり結果を求めるのは遠回りで、実は基礎基本を習得するほうが近道なんです。
●最後に
縄跳び競技の試合で、大半のミスが「前とび」です。3重とびや4重とびを繰り出す世界レベルの大会でも同じこと。では、彼らに前とびの練習が足りていなかったのでしょうか?
そうじゃありません。彼らに不足していたのは、過酷な環境で乱されても常に同じ動きをするための基礎基本です。
本番の試合では緊張・不安・観客・審判など、普段の練習とは全く違う環境で演技をする必要があります。しかも失敗が許されない。こうした極限の状態でもミスしない土台こそが、基礎基本そのものなのです。
下らない、つまらない、面倒くさい、
そう言っている間にもライバルとの差はどんどん大きくなります。急がば回れ、基礎基本をシッカリ無意識に落としこむことができれば、自然と結果は付いてくるものだと思います。
最近、当クラブにたくさんのミニバスチームに所属をしているお子様・選手・父兄より相談があります。
ミニバスチームの指導者が、基礎をしっかりと教えてくれいな・・・
そう、それはその指導者が上記の【基礎・基本】という「そもそも論」をまったく分からず、また勉強(学び)もせず、単に大昔にバスケの経験(高校でのバスケ部生活での自分の経験したことだけの根性論の練習メニュー)の内容しか知らずして、将来のある大切なお子様への指導をしている、しているつもり・・・なのですから・・・
でも、残念ながらほとんどの父兄も、
・指導してくれているだけでありがたい・・・
・ボランティアコーチなのだからこれで十分・・・
・私は分からないので(井の中の蛙)、その指導方法がスタンダードと思い込んでいる・・・
・入れるミニバスチームがそこしかなく、父兄のしがらみで抜けられない、何も申せない・・・
という声をたくさん耳にします。
当クラブからは、父兄の皆様、それでいいんですか・・・??と申します。
何で学習塾はあらゆる学習塾を進学率・勉強方法・講師の経歴(キャリア)・学習塾の特徴・特色をしっかりと吟味・精査して決定しているのに、お子様の大切なカラダづくり、大好きなバスケットボールの基礎の基を適当に・安易に決定してしまうのでしょうかね・・・
よくある、【知らなかった・・・】という声を多く耳にします。
【基礎・基本の大切さ】
同じ時間の練習時間をするのであれば、どうぞ小学生の期間は、大会や試合でチヤホヤと勝った・負けた・・で親が子供のミニバス・バスケットボールを楽しみ、騒ぐのだけではなく、お子様の中学生へ向けての準備期間として、大切な時間をしっかりと【基礎・基本】の時間に費やし、指導者の指導スキル・レベルもしっかりと吟味・精査して頂けたら幸いです。
特に
「量(時間)」ばかり費やして、お子様の成長が感じられない・見受けられない方・・・
「量(時間)」だけでは、【無理】です・・・
「量(時間)」は「質(指導ポイントと適切なプログラム)」があっての掛け算なんですよね・・・
「量(時間)」だけでやっているようなことは、カラダには引き算、いわばカラダを破壊してしまいます(膝の痛み・オスグッド等の残念なカラダにお子様が・・・)。
※最近、多くのミニバス関係者(指導者含む)も本ブログを読んでいただき、取り組みにて参考になったとの声も多く耳にします。
たいへん嬉しいことです(上記を学ぶ機会はなかなかないようですので・・・)。
当クラブへ入られたお子様にて、「癖(クセ)」や「基礎が全く・・・」という選手・お子様がたくさんいらっしゃいます。
でも、日を重ねるごとに、その伸びシロは素晴らしいものが見られ、多くのお子様・選手、父兄に喜んでいただけている事にスタッフ一同、嬉しく思います。
そして、当クラブを巣立ったOB・OGが中学生でのバスケで素晴らしい活躍をされている姿を見て、聞いて、やはりこの【基礎・基本】のプログラムで良かったのだとも思える次第です。
ご興味・関心がある方は、是非とも当クラブの無料一日体験に来館下さい。
ホームページ・スケジュールのご都合の宜しい日程にて、お気軽にお申込下さいね!!