【要注意】いい子症候群って、実はとっても・・・
耳慣れない言葉かと思われますが、一度は聞いたことがある父兄も多くいらっしゃるかと思われます。
【いい子症候群・・・】
一見、何の問題も無いように思えて、実は多くの問題を抱えているといわれる「いい子症候群」・・・
我が子をそんな「いい子症候群」にしないように、親はどのように関わり、我々のスポーツ・バスケットボールクラブはどのようにサポートをしていけばよいのか・・・
いい子の問題っていったい何・・・?!
親に反抗したり、わがままを言ったりせず、誰からもいい子ねって言われる子供・・・
いい子症候群は、簡単に言えば「親の期待に頑張って応えようとする子のこと」。
それのどこが悪いのか?!
現実には、子供らしく伸び伸びと過ごすことが出来ない・・・
心の中に大きなストレスを抱え込んでいる・・・
成長するにつれて、その負荷・負担はドンドンと大きくなり、
私ってだれのために生きているの?
心の中がモヤモヤとずっとする
などとメンタルで大きな障害を引きずります。
そして、その反動で、
・突然キレる
・親を困らせるような問題行動を起こす
というケースが多々、見受けられます。
では、どのような親の振る舞いで、「いい子症候群」にしてしまうのか・・・
・親が過剰な期待を我が子にかけてしまう・・・
・親がいつも感情的に子供を叱る・・・
その結果、「いい子症候群」の特徴は下記の5つ
1. イヤと言えない・抵抗できない
親のいうこと=意見することは悪いこと
という自己否定の認識をずっと持ち続けてしまう・・・
2. 親の指示がないと不安
子供の行動基準が親の指示にて、親の指示以外は動けなくなる・・・
3. 言動がいつも受け身状態
自分の意見の前に必ず親の意見を聞いてからでないとダメだという認識を持ち続ける・・・
4. 自分で一つも決断できない・・・
自分で創造的に考えることが出来ず、親の顔色ばかり伺ってしまう・・・
「いい子症候群」になる最大の要因・要素は2つ
【親の過剰な期待と理想の押し付け】
親の押し付け・理想・夢を子供に言い続けると、親の為にいきる子供になってしまいます・・・
【子供は親に愛されたい・褒められたい】
本来、子供は親に認めてもらいたい生きものであり、これが一つのモチベーションとなるのですが、親の度が過ぎると子供は自分を見失ってしまいます・・・
では、いい子症候群にしないために親が気を付けるポイントは3つ
・こどもの欲求、要望を先取りしない・・・
・親の価値観や期待を押し付けない・・・
・子どもにはこどもの人生があることを第一に思うこと
上記の内容って、親子だけではなく、我々のスポーツ・バスケットボールクラブにも同じように当てはまることですね。
一生向き合って過ごす親子を、当クラブは上記の内容を持って、スポーツ・バスケットボールをしている際には、子供に、選手に、「いい子症候群」とならないように指導を心がけて参ります。
現に、最近、子供・選手がプレイの一つを意思決定できない選手も多くなってきているのも現実です。
また、指導者・コーチが何かを指導して言う瞬間に、親を探す、親の顔を直ぐ見る・・・という子供・選手も多いのも現実です。
これって、既に「いい子症候群」となっているか、なる傾向に入りつつあるのかと・・・
当クラブは、単にバスケットボールの上達のみならず、子供の成長を第一に考え、時に父兄の方にも耳ざわりな言葉・お話をさせて頂き、客観的に見れる・言える立場として、大切なお子様の成長をサポートさせて頂きます。
※最近の学校では、先生自身が上記の経験値が浅く、言う先生が非常に少ないとも聞いております。
完璧な親などどこにもいらっしゃいません・・・
子供の教育へ手探りの中、一緒に育んで行けましたら幸いです。