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[バスケットボール]

2016年08月30日

ミニバスという狭いコミュニティでの弊害(デメリット)について・・・

ミニバスという狭いコミュニティでの弊害(デメリット)について・・・

最近、多くの父兄の方々より、所属しているミニバスチームのコミュニティーの問題で相談を受けます・・・

メリットよりデメリットの方がはるかに多いように感じます。

確かに、ミニバスチームは同じ学区・学校での規制されたチーム編成において、すべてのメンバーのプライベートまで知っているようなコミュニティーの場合がほとんどであり、変に気を遣わず、親密な関係で過ごせます。多少の見栄の張り合いはあっても、それも十分承知のことでしょう。

しかし、そのコミュニティーの存在が長くなればなるほど、序列や力関係がはっきりし、自由な雰囲気が壊されそうな気がします。
リーダー格の人の言葉にばかりに重きが置かれ、それには従う暗黙の了解が出来てしまったら、そのコミュニティーは独裁政権と化してしまうでしょう。いじめに繋がる可能性は大いにあります。

これは子供だけにはとどまらず、父兄(母親)に多く見受けられます。
当番制というかなり拘束される係りがあるのが多くのミニバスチーム。
その当番制も順番といいつつも、ボス的な最上級生の父兄がでしゃばってきて、仲の良い・最上級生父兄より優先的に日程を決めること・・・や、あるミニバスチームでは父兄の昼食の食べる順番まで最上級生から・・・なんて、ここはどこの世界?いつの世界?というような笑える話も現実にあるそうです・・・

そんな中で、お仕事を抱える父兄や、まだ兄弟で小さいお子様がいる父兄、兄弟で違う習い事・スポーツ等をしている場合、それはそれはスケジュールが大変ですよね・・・

父兄の係り、正直、その係りの項目を洗い出してみると、無くてよい・しなくてよい・自分自身で(子供・指導者)がすればよいことが全てですよ・・・

そんなムダな項目を、昔ながらの風習でまだ続けているミニバスチームが多いこと多いこと・・・
それは、最上級生の父兄が自分達がしてきたから、下級生・入りたての父兄がすることが当たり前・優越感に浸りたい・・・などの本当に馬鹿げたしきたり・風習・文化が未だに根強のこっているんですよね・・・
これは狭いコミュニティの弊害でもあるのですよね・・・

ミニバスをクラブ化してみてください・・・
そんな仕来たりは全く持って排除・不要となります。

なぜなら、

「自分のことは自分でする!!」

これって、コーチ(指導者)・父兄が子供達に指導し・いつも行っているのならば、指導者・父兄も自ら実践すべきではないでしょうか・・・

とこんな摩訶不思議なことも、数年どっぷりとミニバスの世界に浸っていると麻痺して分からなくなり・当たり前となり、また言いたくてもパンドラの箱を開けるかのごとく、誰も言えない・・・そんな狭いコミュニティって、実は怖くないですかね、大切な子供たちにも類似するような文化・風習を根付かせているのですから・・・

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