[バスケットボール]
2016年12月09日
未就学児・小学生・中学生の筋力トレーニングでのカラダづくりにて・・・
未就学児・小学生・中学生の筋力トレーニングでのカラダづくりにて・・・
サッカーやバスケットボールなどのコンタクトスポーツや、空手や柔道などの格闘技をおこなう場合、体格は大きい方が有利になることが多い。
格闘技でも小学生までの時期は、細かい階級分けがない場合も多く、「子どもの身体を大きくさせて競技で活躍させてあげたい」と思う保護者の方もいるだろう。
そこで考えられるのが筋力トレーニングによる身体の強化だが、小学生の頃からトレーニングさせるのは問題ないのだろうか?
今回は子どものトレーニング効果や本格的に始める最適な時期とは・・・
子どもに筋トレさせて効果はあるのか?
まず知るべきなのは「子どもに筋トレさせて効果はあるのか?」というところ。
期待するような効果がなければ、トレーニングする時間を技術の練習にあてた方が競技でのパフォーマンスが上がるからだ。
筋力は向上するが、見違えるほど大きくはならない
筋力トレーニングには神経機能の向上などといった「質」のレベルアップと筋肉量の増大といった「量」のレベルアップのふたつの効果がある。
身体が発達した成人男性なら、筋力トレーニングをすると両方が同時に発達することが確認されているが、小学生以下の子どもの場合は、神経機能の向上による「質」のレベルアップによる筋力の向上は確認されているものの、「量」のレベルアップはほとんど起こらず、わずかなものであることが研究で明らかになっている。
子どもの体格を大きく変えるのは難しい
つまり幼稚園生や小学生の時期に「身体が細いからトレーニングで大きくさせよう」とするのは非常に難しいのだ。
我が子の身体つきが細く、子どもの頃からトレーニングと食に気を使っている保護者の方の中に、「身体が大きくならない」と悩んでいる方もいるかもしれないが、こればかりは仕方がない問題と言える。
また身長に関しては、ジュニアスポーツの最大の問題でもある「成長特性」に繋がっている。保護者の方には子どもの可能性を守るためにも知っておいてほしい情報だ。
いつからトレーニングを始めるべき?
身体が細くて悩んでいる子どもも、13〜20歳の第二次性徴(成長)期になると、筋肉量の増大を引き起こすホルモンが多くなるため筋肉量が多くなりやすくなる。
この時期にしっかりトレーニングを開始すれば、質的にも量的にもしっかりとしたレベルアップを期待できるだろう。
しかし、身長が伸びる時期は成長軟骨の保護のために関節に大きな負担をかけるウェイトトレーニングなどは避け、高校生以降の身長の伸びが落ち着いた時から徐々に取り入れるようにしよう。
子どもでも安全な自重トレーニングメニュー
また小学生の時期でも質のレベルアップをしたい場合は、以下のように自分の体重を使った自重トレーニングを取り入れるのもいいだろう。
今回の内容をまとめると以下のようなものになる。
• 幼稚園生や小学生のときに筋肉を大きくして身体を大きくするのは難しい
• 中学生以降にトレーニングすると筋肉も大きくなってくる
• 本格的なウェイトトレーニングは身長の伸びの落ち着く高校生から
上記内容を読み、多くのミニバス指導者が子供のカラダの発育には全くの無知であり(それはそうですよね、そんな教育・知識教養は受けていないのですから)、昔ながらの根性論での筋力トレーニングを子供に当てはめ、ただ子供(選手)が厳しい(つらい)表情をすることで、筋力トレーニングをした!!・・・と自己満足に陥るコーチ・指導者が多いこと多いこと・・・(笑)
そんなことにて、子供のカラダがボロボロ(あちらこちらを故障)になった選手が多く当クラブへ入会されております。
話を聞くと、「えっ、まさか・・・」と思うようなトレーニングばかりにて、ビックリします!!
おなたの大切なお子様のカラダの発育・トレーニングはどうぞ、しっかりとした知識教養のあるコーチ・指導者の下で受けさせることをお薦めいたします。
「自分の身は自分で守る」「お子様の身は親が守ってあげる」
また、しっかりとしたお子様のカラダづくりをご希望の父兄・お子様は、是非、当クラブのトレーニングを体験して下さい。
最近、多くのミニバス・中学校部活の指導者・コーチがこのブログを読んで頂いているそうです。
どうぞ、指導者・コーチの皆様、しっかりとした知識教養を身につけた上で、父兄よりお預かりした、自分を信じて入会・入部された大切な将来のあるお子様のカラダづくりを指導・サポートしてあげて下さい!!
多くの方々よりの無料一日体験を受付けております。
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