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[バスケットボール]

2017年01月28日

スポーツの燃え尽き症候群が多くなってきている理由とは・・・

スポーツの燃え尽き症候群が多くなってきている理由とは・・・

スポーツ選手の心の問題のひとつとして、多くの方がご存知であろう「バーンアウト(燃え尽き症候群)」についてお話ししたいと思います。

バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、長い時間目標を達成するために努力しても、それが十分に結果が出なかった時に生じる情緒的(喜びや怒り、悲しみなどの複雑な感情の動き)・身体的な消耗状態を表す言葉です。
これはスポーツ選手以外でもありえるもので、よりスポーツ選手が身近な言葉で表すと「スポーツ活動や競技に対するやる気を失い、燃え尽きたように体力と気力を使い果たし疲れ果てた状態」のことを言います。

なぜ燃え尽きてしまうのか?

バーンアウトの原因は、「スポーツ環境からの長い時間継続的にストレスを受けた結果」や「競技に対する迷い」、「コーチやチームメイトとの人間関係のトラブル」などが考えられています。
たとえば、選手に対して必要以上の厳しい練習内容や指導、長時間の練習、及び指導者や保護者などから、「勝つ」ことへのプレッシャーを与えられたことなどが具体的な原因として考えられています。
これらは競技成績などが上がっている(試合で勝てる・記録が伸びている)時は問題ないのですが、選手自身が思っていたとおりの成績や技術の進歩が見られなくなった時に問題が生じます。

この時に、無理をして努力を続けても報われず、心も体も疲れ果ててしまうことで燃え尽きてしまうのです。

指導者と選手の信頼関係の問題も

また、選手と指導者のコミュニケーションの不足などにより、信頼関係が不足している場合も考えられています。
しかも、多くの指導者は、選手に対して不必要なプレッシャーを与えていることで、信頼関係を壊していることに気がつかない場合が多いのです。

以上のようにバーンアウトの原因は、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。
この様な原因から、長い時間継続的にストレスを受けた結果と考えれば、スポーツ選手にとってストレスを減らすことが必要です。

バーンアウト(燃え尽き症候群)への対処

バーンアウトへの対処として指導者は、選手が練習中・試合中に大きなストレスを受け続けないように、適切な練習計画や目標を設定し、目標の達成度合いを選手と一緒に確認すること、指導者と選手のお互いが良好なコミュニケーション能力を身につけることが挙げられます。
さらに、バーンアウトになった選手は、ストレスを受けたことに対して適切な対処ができかったといわれており、選手自身にストレスを管理する方法を学ばせ身に付けていくことが、バーンアウトの予防として効果的です。
具体的な対処方法としては、リラクゼーションや目標設定、問題解決スキルの習得など、一般にメンタルトレーニングとして実施されている手法が活用できます。

最近、当クラブ以外の多くの父兄・子供より上記の相談を受けております。

そこまでに至った経緯は様々かと思いますが、よくあるミニバスチームの表向きは楽しくバスケが出来ればといいつつも、指導者の過度な罵声や人格否定、父兄の子供に勝たせたい・活躍させたい一心より子供の本当のココロの声が聞こえずに、子供に対して回りの環境を固めながら勝ちにこだわりつづけるココロの囲い込み・押し付けがよく見受けられます!!

表向きは笑顔で装う子供も実はココロでは「もう・・・」という残念な心理状況に・・・

当クラブはそのような子供も積極的に受け入れ、適切なメンタルサポートを実施し、

【バスケって本当は楽しいんだ・・・】

【バスケってこうやって取り組めばいいんだ・・・】

【また明日、バスケに行きたいな・・・】

【子供のバスケをして笑顔が見たい・・・】

との声をたくさん聞こえるように、取り組んで参ります!!

スポーツの、バスケの本当の意図・目的とは何か・・・

それって、日常を過ごしているうちに軽視されつつありますが、そもそも論としてそれが一番大切なんですよね・・・

誰のためのスポーツか、誰のためのバスケットボール(ミニバスケットボール)か・・・

何らご相談等がございましたら、お気軽に当クラブまでご連絡下さいね。
また、上記でお困りの方の新規入会・無料一日体験も受付けております。

ホームページまたは、下記連絡先までどうぞ(土日も連絡OKです)。
運営事務局
TEL:080−8851−0859

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