[バスケットボール]
2017年07月20日
【頑張る・・・と頑張れ・・・の違い・・・】
【頑張る・・・と頑張れ・・・の違い・・・】
ミニバスの大会会場でよく耳にする・・・
「良く頑張ったね・・・」
これって、父兄が子供に声を掛ける言葉で一番多い言葉である。
その言葉を受ける子供は、正直、その言葉で何を得ている・得られるのだろうか・・・
頑張れ・・・
それは人に対して言う極めて抽象的な言葉・・・
スポーツメンタルトレーナーから言わせると、何に対して何を頑張れというのか、正直、選手・子供本人が一番、困惑してしまうというから実に・・・
頑張る・・・
これは、選手・子供本人が自発的に目標設定をし、その目標へ向かっていくつもの高いハードルを乗り越えて進むことの自己表現、発言である。
頑張れと頑張るではまったく違う言葉・・・なのである。
当クラブでは、【頑張る】選手・お子様を最大限にサポートしたいと常に考え、取り組んでいる。
親の敷いたレールで頑張れの言葉でやらされ感でやるのではなく、、自発的に取り組む選手・子供をしっかり・じっくりと指導していきたいのである!!
実はその言葉の意味合い・捉え方を分からずして指導する指導者がいかに多いことか・・・
試合中も抽象的な「頑張れ」という言葉を使って、あたかも選手を鼓舞するかのような言葉がけだか、選手自身は何をどう動けばよいか全くわからない始末にて・・・(笑)
そんな光景をよくミニバスの試合で目にします・・・
父兄同士の傷のなめ合い、「頑張ったね〜〜」は、選手・子供にとっては実はつらい言葉なのに、現実逃避をしているのは、実は父兄なのではないでしょうか?
具体的な指揮・指示・アドバイスが出来ないベンチワークの指導者の下での勝敗は、正直、厳しい結末となり、本当に真剣に取り組んでいる選手・子供には、実は物足りなさ・・・があるのではないだろうか・・・
そんな試合後の表情をよく見かけ、残念で仕方がない・・・
当クラブでは、個々の選手のレベルを更に高める・目標設定を次々と高める指導を、今後も心掛けて参りたいとスタッフ一同、強く思う今日この頃です!!