[バスケットボール]
2018年03月12日
【親の期待過度にて潰れる・潰される子どもとは・・・】
PBAはたくさんの子供達が元気に楽しくバスケットボールをしております。
週に1回の子供もいれば週に何回も来てバスケットボールを楽しむ子供もおります。
バスケでシュートが入って喜ぶ子ども、ドリブルが先週より上手につけて喜ぶ子ども、PBAで知り合ったお友達と週1回会ってお話をして、一緒にバスケをするのが楽しみな子ども、等々、様々な理由で【楽しむ♪♪】という笑顔が出ている子どもがたくさんおります。
一方、最近、他ミニバスチームで多く耳にするのが、「子どもがバスケを本当に楽しんでいるのだろうか・・・」という率直な悩み・不安がございます。
そもそも、スポーツの目的って何なのでしょうか・・・??
昨今、オリンピックが大きく取り上げられている影響でしょうか、我が子を「アスリートへの道」として捉えている父兄がたくさんいらっしゃるそうです・・・
でも、日本のトップアスリート(日の丸をつける)というのは、ほんのほんのごく一握り!!なんですよね・・・
もし、その道へと我が子を進ませたいのであれば、それは時間とお金をとことん費やし、スポーツ漬けの毎日を父兄も一緒に取り組むこと、ここまで徹底的に腹をくくらなければなりませんね・・・
でも、未だ小学生スポーツですので、先ず第一に考えるべきことは、
「子ども自身が、スポーツ・バスケを心から楽しむ」
ということを最優先に考えなければなりませんよね・・・
親の過度な期待、短期的な期待で子どもが相当なプレッシャーを感じている小学生スポーツの子供も多いようです江・・
また、親の短絡的な「見切り」で、子どもが本当は大好きなスポーツ・バスケを「辞めさせられる・・・」という悲しい結末も多いようです。
うちの子は向かないんじゃないか・・・
いくらやっても上手くならない・・・
でも、小学生スポーツでトップアスリートを目指す方以外は、スポーツを子供にさせる真の理由ってなんなのでしょうかね・・・??
我が子が将来大人になっても、何事にも逃げ出さずに強い意志を持って取り組んで欲しい・・・
周り(友達)と協調性をもって生活できる一員であってほしい・・・
人の気持ちのわかる優しい子であってほしい・・・
だから、スポーツ・バスケ・集団スポーツを通して、そのココロを育んで欲しい!!
だれもがスタート時には、そのようにおもった父兄が多いのではないでしょうかね・・・?!
それがいつしか子どもがへの過度な期待が大きくのしかかり、父兄の思考を一変させるような事態がいつしか生じてしまう傾向が多く耳にします。
当クラブ・PBAの父兄の方々は、子どもとしっかりと向き合い、子どもが本当にスポーツ・バスケを楽しんでいるか、そのことを日常会話ですること・出来ることの幸せを、スポーツの本来の目的を見失わずに取り組み・向き合って頂き感謝いたします。
また、子どもがスポーツ・バスケを通して次々に難しい取り組みにチャレンジすることを、陰でサポートすることが本来の父兄の在り方ではないでしょうかね・・・??
昨今、ミニバスチームの多くの方々より、父兄が前面に出て、父兄が仕切っている様なチーム事情、耳にします。
一番は、子ども本人がスポーツ・バスケを楽しむこと!!
父兄は主役ではありませんので、勝ち負けよりも大切なもの、ここをしっかりと認識して小学生スポーツ・我が子・バスケへの取り組み・関りを持っていただきたい・・・
切に願う・思う今日この頃でした・・・